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2018年4月

2018.04.06タケノコ

非常に成長が早く、地表に顔を出す頃は日に数センチ程度のものが
10日目頃には数十センチから1メートルを超えます

このことから漢字表記の "筍" は
10日間を意味する 「 旬 」 の文字からきています

月の上旬・中旬・下旬・・・・・ というあれです

タケノコは地中で "節" が全て形成され
根に近い部分から順に伸長します

固い表皮は柔らかい "本体" を保護するというだけではなく
節の成長を助ける役割があります

そのため若竹の皮を取ってしまうと、その節の成長は止まります

収穫のタイミングが早いほど苦みや灰汁が少なく
成長により含有する甘味成分が消費されてしまいます

そのため繊維質が増加し固くなってしまします

タケノコを食するには "灰汁抜き" が必要ですが
収穫後早いほど良く 「 湯を沸かしてから掘れ 」 などと言われます

孟宗竹

食用とされるタケノコの中では最も早くから収穫され流通量も最大
別に 「 江南竹・ワセ竹 」 とも呼ばれることもあります

孟宗竹の "孟宗" は中国三国時代の人物で 「 中国二十四孝 」 の一人

病気の母親の 「 タケノコが食べたい 」 という願いを叶えるため
寒中に山へ出かけ雪の積もった地面を掘ってタケノコを探しました

このことが由来となって、その名前が付きました

大型で肉厚、身が柔らかくエグ味が少ないのが特徴
食物繊維が豊富でカリウムを含むことから、高血圧に効果があります

食用の他には花器、ざる、かご、すだれ、箸などに利用
鉄やプラスチックが普及するまでは建築材料や農業、漁業材料に利用されてきました

手軽に使用できることから農家の裏や耕作地周辺での植栽が行われ
"竹林" として維持、管理がなされてきました

時代の経過とともに "竹材" 需要の減少と安価な中国産タケノコの
流通量が増え "竹" の市場価値が下落、竹林が放任傾向にあります

放置された竹林は環境保全上の問題になっています

孟宗竹は繁殖力が強く雑木林に侵入し他の木を枯らし
植物の多様性を失わせます

また根が地中深く伸びるのではなく横に広がるため
斜面においては地すべり、がけ崩れの危険性を高めます

静岡県では1989と比べ2000年には竹林面積が1.3倍になっています

有効な解決策がなくジワジワ進行中です


投稿者 : 鮮太スタッフ | 投稿時間 : 2018.04.06 2:32 PM

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